はじめてのアンクルン! -2-

2017.05.06 (土)

インドネシアのアンクルン

はるばるインドネシアからやって来た、竹製の打楽器アンクルン。材料は全て竹で、ベテラン職人により手作りされています。

アンクルンはひとつ一音階

アンクルンは、ひとつの楽器で一つの音階を演奏します。写真は、「ド」の音階のアンクルンです。

アンクルンの構造

構造は、底辺の横筒に長方形の穴が二つ開いており、そこに縦方向から長い竹筒と短い竹筒がすき間をもたせ、差し込まれています。

アンクルンの鳴らし方

左側の固定棒の上部を支点にアンクルンをぶら下げ、右手で反対側の棒下部を左右に連続的にスライドさせます。
すると、先ほどの3つの竹筒がぶつかり合い、カラッ カラッ という反響音が、竹筒の解放部から発せられるのです。

2連式アンクルン

長い竹筒が低いド、短い竹筒が高いドを発する1ピース2連式の構造になっています。(このほか3連式構造のアンクルンもあります。)他の音階のアンクルンも同じ構造ですが、竹の長さが短くなるに連れて、レ、ミ、ファ、と高くなっていきます。

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