アンクルン合奏で育む思いやりの心
インドネシアの民族楽器アンクルンで多くの方々に和みと笑顔を届けようと、埼玉県を中心にいろいろな施設、コミュニティを訪問しています。
放課後等デイ”ひだまり新琴似”
2018年8月22日は、浪漫竹アンクルンにとって記念すべき日!
北海道の地で初めて、アンクルン合奏を行いました。
場所は札幌市北区にある、児童発達支援・放課後等デイサービス”ひだまり新琴似”。
放課後等デイのプログラムである集団活動に、「アンクルン合奏体験」をこの日トライアルとして取り入れて下さることになりました。
「和みのアンクルン合奏体験」には、ひだまりの姉妹施設もお呼びいただいたので、児童・スタッフ合わせて20名以上もの方々が参加されました。
最初は、初めて見るインドネシアの楽器アンクルンに、みんな興味を示しながらも戸惑っている様子。
しかし「合奏に参加してくれる子はいますか?」、アンクルン先生の掛け声に、元気な声とともにこども達の手が次々と上がり、ドレミファソラドの7席がすぐ埋まりました。
アンクルン合奏が育むもの
初めてのアンクルン。
こども達は持ち方も、鳴らし方も分かりません。先生がアンクルンのイロハを説明していきます。
こども達は年齢も適性もさまざま。
アンクルンの理解度も当然異なります。
すぐ理解し、上手に演奏する子。なかなか上手く鳴らせない子。
ふと見ると、”レ”の女の子が、上手く音が出せず困っていました。
すると、年上の女の子が手を添え、一緒に演奏に加わってくれました。
二人で綺麗な音を奏で、笑顔も広がります。
「アンクルンで、思いやりの心が育める」と感じ、とても嬉しくなりました!
みんなで助け合い、こころを一つに、”きらきら星”、”アメイジング・グレイス”と、合奏することができました。
最後は、”ドレミの歌”。こども達の大好きな曲です。
楽譜を貼り出し、指揮棒で合奏を誘導するスタイルで合奏します。
楽譜を良く見て、自分の音(パート)で即座に演奏しなければなりません。
ここでも「集中力」、「対応力」、「俊敏性」が養えます!
ひとりの女の子が、ここまでとても真剣かつ一生懸命に、アンクルン合奏に取り組んでいました。
「今度はあなたが指揮をしてくれますか?」と尋ねたら、喜んで指揮を執ってくれました。
このように指揮をすることによって、「リーダーシップ」、「積極性」も身に付きそうです。
ひだまり新琴似でアンクルン体験
今回、素敵な機会に恵まれ、元気で好奇心旺盛なこども達に出会うことができ、大変嬉しく思いました。
施設責任者の長谷川様はじめスタッフの皆さま、いろいろご協力いただき感謝申し上げます。
なお、ひだまり新琴似には、しばらくの間アンクルンを1セットお預かりいただくことになっています。
集団活動などで活用を試していただきます。
インドネシアの民族楽器アンクルン、日本ではまだ珍しい楽器です。
ご興味のあるお子様&ご家族の皆様、是非”ひだまり新琴似”で触れてみてください。
参考に、児童発達支援・放課後等デイサービス”ひだまり新琴似”のホームページとブログのリンク先は、以下のとおりです。
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