インドネシアの少し怖い話
南国楽器アンクルンで和みの輪! アンクルン専門家の大杉明です。
私は以前、”アンクルンのふるさと”インドネシアに7年間滞在していました。その時に経験したこと、興味をもったことを、インドネシア雑感として記しています。
インドネシアの魔術師
魔術師って聞いたことがありますか?
インドネシアでは、白魔術師と黒魔術師が実在するそうです。
白魔術師
白魔術師とは、医療行為や占いをしたり、厄祓い・魔除けなどを専門とする人たちです。降雨をコントロールできるとも言われています。
黒魔術師
一方、黒魔術師とは、他人を病気や死にいたらしめるような呪いをかけることができる人たちです。
私が体験した不思議な出来事
私がかつて勤務していた、ジャカルタ近郊の会社での話。
着任して間もない日本人マネジャーが、ゴルフのプレイ後、腿の痛みを訴えました。医者に看てもらったところ、熱中症によるものか?別の病気か?原因がはっきりせず、数日間は腿が腫れたままでした。結局彼はその後、心身のバランスを崩し、僅か3ヶ月で帰国することになってしまいました。
後任者として、日本の本社からタフな30代の男が着任してきました。「この男なら大丈夫だろう」と思っていた矢先、着任後1ヶ月で全く同じ腿の腫れを発症しました。血栓症ということで2週間入院する羽目に。幸いその後回復し、予定駐在任期を全うしてくれました。
この時、会社の人事部長(インドネシア人)が私にこっそり耳打ちしました。「あの二人は、XXさんに黒魔術をかけられたのですよ!気をつけてください!」と。
聞けば、彼らの下で働くXXさん(インドネシア人スタッフ)が、日本人マネジャーの就任を快く思っておらず、黒魔術の力で妨害した、と言うのです。
真偽のほどは分かりません。
しかし、インドネシアだったら、こういう不思議なこと、恐いことも有り得るなあ、、、と実感。
「私は、ならなくて良かった!」
<写真はバリ島の寺院。本文とは関係ありません。>
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