インドネシアの通貨と紙幣

2017.09.17 (日)

南国楽器アンクルンで和みの輪! アンクルン専門家の大杉明です。

 

私は以前、”アンクルンのふるさと”インドネシアに7年間滞在していました。その時に経験したこと、興味をもったことを、インドネシア雑感として記しています。

 

インドネシアの通貨

 

インドネシアの通貨単位はインドネシア・ルピア(Rp)です。

 

インドネシアの紙幣

 

紙幣は、Rp100,000、Rp50,000、Rp20,000、Rp10,000、Rp5,000、Rp2,000、Rp1,000と、7種類もあります。
Rp100,000(10万ルピア)と聞くと、ものすごい高額紙幣と思われるでしょうが、現在の為替レート[Rp10,000=約80円]で計算すると、800円相当となり、額面上は千円以下の価値しかありません。一番少額のRp1,000紙幣だと価値はわずか8円となります。

写真は、現在流通している紙幣です。半年ほど前に全ての紙幣が一新されました(写真の右列が新紙幣です)。左側の旧紙幣もまだ流通しており、新旧Rp1,000札を合わせると実に14種類の紙幣が存在していることになります。
日本は2000円札をほとんど見かけませんので、1万、5千、1千の3種類の紙幣のみ。
それと比べるとなんとインドネシアは多いことか!
ただ、国民が困らないように、色はほぼ同じものを踏襲していますね。

 

インドネシアの物価水準

 

次に、物価水準を日本と比較してみます。

<高校卒の初任給月額>
*インドネシア: Rp3,500,000=約28,000円
・日本: 約170,000円
<地元のラーメン1杯>
*インドネシア: Rp12,000=約100円
・日本: 約700円

これだけで決めつけるのは乱暴ですが、インドネシアの一般的な物価水準は、日本の7分の1程度と計算することができます。
反面、車、高層アパート、ゴルフプレイ代などの贅沢品は、日本の物価以上で、とても庶民の手が届くレベルではありません。

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