インドネシアの通貨と紙幣
南国楽器アンクルンで和みの輪! アンクルン専門家の大杉明です。
私は以前、”アンクルンのふるさと”インドネシアに7年間滞在していました。その時に経験したこと、興味をもったことを、インドネシア雑感として記しています。
インドネシアの通貨
インドネシアの通貨単位はインドネシア・ルピア(Rp)です。
インドネシアの紙幣
紙幣は、Rp100,000、Rp50,000、Rp20,000、Rp10,000、Rp5,000、Rp2,000、Rp1,000と、7種類もあります。
Rp100,000(10万ルピア)と聞くと、ものすごい高額紙幣と思われるでしょうが、現在の為替レート[Rp10,000=約80円]で計算すると、800円相当となり、額面上は千円以下の価値しかありません。一番少額のRp1,000紙幣だと価値はわずか8円となります。
写真は、現在流通している紙幣です。半年ほど前に全ての紙幣が一新されました(写真の右列が新紙幣です)。左側の旧紙幣もまだ流通しており、新旧Rp1,000札を合わせると実に14種類の紙幣が存在していることになります。
日本は2000円札をほとんど見かけませんので、1万、5千、1千の3種類の紙幣のみ。
それと比べるとなんとインドネシアは多いことか!
ただ、国民が困らないように、色はほぼ同じものを踏襲していますね。
インドネシアの物価水準
次に、物価水準を日本と比較してみます。
<高校卒の初任給月額>
*インドネシア: Rp3,500,000=約28,000円
・日本: 約170,000円
<地元のラーメン1杯>
*インドネシア: Rp12,000=約100円
・日本: 約700円
これだけで決めつけるのは乱暴ですが、インドネシアの一般的な物価水準は、日本の7分の1程度と計算することができます。
反面、車、高層アパート、ゴルフプレイ代などの贅沢品は、日本の物価以上で、とても庶民の手が届くレベルではありません。
関連する投稿
- インドネシア・バリ島 ~ 不思議な名前のルール!?
- インドネシアで、すし、いか、あり、と言えば???
- インドネシアのJKT48と日本のAKB48は姉妹関係?
- 日本のマンガは、アンクルンの国インドネシアでも大人気
- 8月17日はインドネシアの独立記念日
現在の記事: インドネシアの通貨と紙幣