南国楽器アンクルンで和みの輪！　アンクルン合奏演出家の大杉明です。

私は以前、”アンクルンのふるさと”インドネシアに7年間滞在していました。その時に経験したこと、興味をもったことを、インドネシア雑感として記しています。

ジャカルタの空の玄関

インドネシアにおける国際線の空の玄関は、ジャカルタ中心部から西方約20kmの郊外に位置するスカルノ・ハッタ国際空港。1985年3月に開港しました。

スカルノ・ハッタとは？

名称の由来は、「独立宣言書」に署名した初代大統領スカルノと同副大統領モハマッド・ハッタの名から。IATAコードではCGKとなっていますが、これは近くの西ジャカルタ市チェンカレン（インドネシア語: Cengkareng）の地名から3文字取られたものです。

空港のデザイン

設計者は、シャルル・ド・ゴール空港の設計者でもあるフランス人建築家のポール・アンドリュー 氏。ジャワ島の伝統的な建築様式が取り入れられた、赤い屋根が特徴的なデザインです。また、施設内の壁や天井などは南国インドネシアを感じさせる装飾が施されています。

日本からの所要時間

羽田および成田から、日本航空、全日空、インドネシア・ガルーダ航空が毎日直行便を運行しています。所要時間は片道7時間前後となっています。

莫大な建設費用だが、、、

インドネシアでよく聞く話として、同空港の建設費はシンガポールのチャンギ国際空港（設備、デザイン、利便性等で、すべて格上に思えます）と同じほどかかっているそうです。莫大な建設コストの一部は、いったいどこに消えてしまったのでしょうか？