インドネシアのマナドは美男美女の宝庫?
南国楽器アンクルンで和みの輪! アンクルン専門家の大杉明です。
私は以前、”アンクルンのふるさと”インドネシアに7年間滞在していました。その時に経験したこと、興味をもったことを、インドネシア雑感として記しています。
マナド
「マナド」、どこかで聞いた名前ですよね?
マナド(Manado)は、インドネシアのスラウェシ島(Kの形をした島)の北部に位置する、北スラウェシ州の州都です。
17世紀後半、オランダ東インド会社はマナドに砦を作り、以降多数のマナド住民が、オランダ人宣教師によってキリスト教化されました。マナドは今でも住民の9割以上がキリスト教徒となっています。
写真はマナド近郊の丘の上に立つキリスト像。アジアでは最大の大きさを誇るそうです。
マナドの民族
民族は、ミナハサ族(マナド人)であり、ジャワ島、バリ島などとは異なる上、歴史上オランダ人やポルトガル人との混血が進み、インドネシア国内で一、二を競う美男美女の宝庫と言われています。
メナード化粧品との関連性
そこで思い出すのが、日本のメナード化粧品の名前の由来です。私たち日本人駐在員の世界では、「マナドの美女」から命名されたのだと、誠しなやかな言い伝えがあり、私も今まで信じていました。が、これは誤りでした! またひとつ勉強になりました!
以下、日本メナード化粧品筋の情報を紹介します。
~「メナード」の社名は、ギリシャ神話に登場する「実りと生産の神」、「酒の神」として知られるバッカスに仕えた美しい女神『メイナド』に由来します。
『メイナド』はバッカスの東方遠征に従軍しましたが、各地で豊かな実りを教え、特にこの地方に多産する果物より、ブドウ酒の醸造に秀でた才能を示し、できあがったブドウ酒に自らの姿を写し、その魅力を誇ったともいわれています。
「メナード」は、この『メイナド』の如く「永久不滅の美の探求者」でありたいと願って、名付けられたのです。~
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